韓国で”フリリグ”が大流行している理由。
2016-06-14 松本猛司レポート
韓国で大流行の”フリリグ”。
何よりも大流行しているのには、”釣れる”と言った実績があるからこそだと思います。
私が感じている”フリリグ”についてのメリットを説明したいと思います。
“フリリグ”は、韓国で生まれた韓国で大流行中の”新リグ”になります。
スリム型のダウンショットシンカーのアイにラインを通しただけの日本人には?なリグなのですが、
本当に良く釣れます。
まず”フリリグ”の利点ですが、ラインアイとラインとの接点が少ないのでフォール時にシンカーとワームが離れやすくワームがフリーな状態になりやすいと言った効果があります。
このフリーな状態がワームを自然にフォールさせたり、イレギュラーなダートを生んだりします。
つまりキャロライナーリグと同じ効果があると言うことになります。
また”フリリグ”は、キャスト時は、テキサスリグのようにシンカーとワームがくっついているので
ロングキャストもまたショートキャストもしやすいと言ったメリットがあります。
また、スリム型のシンカーは、真っ直ぐに素早くフォールし、テキサスシンカーに比べて
細身で自由度があるので根掛かり回避能力が抜群に良いと言ったメリットがあります。
また、魚が喰った時もラインとの接点が少なく、シンカーの重さを感じにくいので
違和感を感じて吐き出すと言ったことが少ないのもメリットとしてあります。
そして私が思う”フリリグ”が釣れる一番の理由だと思っているのが、
ロッドを上げた時(リフト時)の”ワームの跳ね上がり方”だと思っています。
フリリグは、縦長のスリムシンカーを使うので、ロッドを上げた時にシンカーが持ち上がりやすく、
跳ね上がりやすいと言った特長があります。
跳ね上がったシンカーとワームは、再びシンカーと離れノーシンカー状態になります。
この”リフト&フォール”が多く演出出来ることこそが”フリリグ”が釣れる一番の理由だと思います。
意外かも知れませんがテキサスリグだとズルズルと底を引きずっていることが多かったりします。
見た目は、日本人には?なリグだと思いますが本当に良く釣れて根掛かりの少ない
バス、ロックフィッシュ、フラットフィッシュ、チヌで流行る”新リグ”だと思うので、
是非試してみて欲しいと思います。