2016-06-15 小町広一氏
テスターの小町氏よりレポートが届きました!
「いよいよ梅雨ですねぇ。」
ジメジメして鬱陶しい季節ですが、アングラー的、観点からすると、決して嫌な事だけの梅雨ではないはず!!
なぜなら、低気圧の接近や雨による一時的な海水温の安定化で、大型メバルの活性が最高潮になるタイミングだからです。
「梅雨メバル」って、言葉が存在する事からも察しがつきますね♪って、事で・・・今シーズンラストのゴロ浜チャレンジへ行ってきました!!!
当日の天気は雨。
漆黒の浜で釣果を左右する月明かりは、雨雲の恩恵で皆無であったことから、メバルは、シモリ等にタイトに着くというよりは、広範囲に散ってフィーディングしていると判断し、フラッシュJハドル1″SWとコマチヘッド(1.5g)を組み合わせたフロートリグで広範囲をテンポ良くサーチする事から開始します。
先ずは、開始から5投目に水面直下意識のミディアムリトリーブで反転系の激バイトが得られ、幸先良く、29.5cmをゲット。上ずった活性の高い個体でした。
しかし、この日の目的はあくまで尺上!!!しばらく、同じ攻め方でやっていたのですが、それ以上のコンタクトが得られなかったので、ヘッドウェイトを2.0gに変更し、スローでディープな展開へシフトします。「狙いはボトム干渉すれすれの、バイタルレンジ。」これをリトリーブで体現する際、僕が最も重要視しているのが、レンジキープ力です。
小魚類が活動しやすい水温の層に居て、流れに沿って浮遊している。そこにデカメバルの意識が集中しているとすれば、リトリーブの釣りで基本とされる、一定層のトレースがいかに重要かが理解できると思います。
コマチヘッドは独特なヘッド形状をしており、先端部分に面を設けています。
この面で確りと水受けを確保することで、水流撹拌はもちろん、レンジキープ力も極めて高い設計となっているので、上記の様な攻め方において真価を発揮します。基本的な使い方は、カウントダウンからのただ引きが主体。先ずはボトムノックするカウントとスピードを把握した後、そこから、少し早めのテンポで巻いてくるだけです。
それだけでは、物足りないという方は、ブレイクエッジでのロッド角度操作や、引き波に対するスピードコントロールで更にタイトな操作を心がければグッド♪かくいう自分も、その様な細かい操作で、ボトム付近を攻略し、立て続けに、31cmと31.5cmの尺メバル連発を達成しました!!!
今回は30cm前後の個体が一晩で3匹も上がり、大満足で納竿したのですが、終わってみて気付けば、全ての魚を一本のワームで釣っていました。獰猛な尺メバルのファイトに耐える、針持ちの良さも、フラッシュJシリーズの特徴ですネ。
シーズンは終盤に差し掛かっています。もし、デカメバハントの予定がある方は、ご参考になさってください!!
ロッド | ピンウィール PMGS-86 (PALMS) |
---|---|
リール | 10ステラC2500S |
ライン | リアルデシテックス 0.3号 (YGKよつあみ) |
リーダー | GP-Z 1.75号 (YGKよつあみ) |
ワーム | フラッシュJ ハドル1″SW (Fish Arrow) |
ジグヘッド | KOMACHI HEAD (Fish Arrow) |
ウェア | リトルオーシャン |