SALT FIELD REPORT

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横浜ボートメバルトーナメント
第2戦レポート 澤村智之氏

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私が駐艇しているD-marinaが毎年この時期に開催しているボートメバルトーナメント第2戦に参加してきました。この大会は競技時間3時間半で3匹の合計全長を競う年間4戦のトーナメントです。

アットホームな大会ですがメーカーの看板を背負った方々も多く参戦しているし、毎日の様に海に出ていて状況を把握しているガイド船さん達が相手なので上位に絡むのはとても難しいです。

ハイシーズンに入った横浜界隈のメバル。大型が居るメジャーポイントにはボートが入れ替わりで張り付く状況で叩かれまくっててとてもスレています。そういう時こそ人と違う事・目新しい事をすると見向きもしなかった魚が急にクチを使ってくれる事が多くあります。

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最近はピンテールワームを使う方が殆どですので目新しいのが効くのではないかと新製品のフラッシュJカーリー2″SWを使用してみたら見事にハマってくれました!

前日プラクティスで有効だったのはフラッシュJカーリー2″SWのジグヘッドリグをストラクチャー際に投げて表層を引き、明暗に差し掛かった時にテンションフォールをさせるとそれが食わせのアクションとなり多くのバイトを取る事が出来ました。

本来は鯛ラバ推奨のワームなのでスローに巻いても僅かな水流をテールがしっかり掴み、艶めかしいカーリーアクションを演出します。本当に艶かしいですよ!しかも表層巻きだとカーリー独特の引き波を生み出しバチ抜けの時期にはとても有効なメソッドになると思われます。

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トーナメント当日もフラッシュJカーリー2″SWのフォーリングで橋脚のスリット部分に潜む30cm/28.5cmを含む大型を数多く捕る事が出来ました。隙間が30cmもないスリットなのでラインにも相当に助けられました。

結果は30cm/28.5cm/26cmの合計84.5cmで優勝する事が出来ました!

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実は2年前に優勝した時もこの橋脚のフォールパターンでした。その時もレポート書かせていただきましたがその時はフラッシュJ1インチ SWとウィールヘッドの組み合わせで【ウィールヘッドのペラの抵抗でフォールを遅くさせてリアルなワームを見せて釣る】という考え方は今回も同じで【フラッシュJカーリー2のカールの抵抗でフォールを遅くさせてリアルなワームを見せて釣る】という使い方でした。

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メバルシーズンはまだまだこれからですので是非お試し下さい。

タックルデータ

ロッド LEGIT DESIGN(プロト)
リール Revo MGX2000SH(AbuGarcia)
ライン CHERUM AMBERCORD SG ハイエンドフロロ2.8b(YGK よつあみ)
ルアー フラッシュJカーリー2″ SW グローレモン/シルバー( Fish Arrow)
ジグヘッド タングステンジグヘッド 2.5g

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