2018-08-22 小町広一氏
フィッシュアローテスターの小町です。
全国的にブレイクしている、ハタ系ロックフィッシュゲーム。
地磯、沖磯、オフショアと、様々なスタイルで楽しまれる好ターゲットですが、近年、各地に遊漁船が増え、特にボートゲームでこの釣りにチャレンジするアングラーが増加傾向にあると感じています。
かくいう私も、地元、神奈川県の真鶴半島にある遊漁船へ通い、沖のポイント開拓や、シーズナルパターンの確立に勤しんでいます。
今シーズンは、梅雨明けの6月末から、真鶴通いを始めたのですが、日を追う毎に釣果は右肩上がりで、まさに今、ハイシーズンを迎えています。
狙いの魚種は、アカハタ、オオモンハタがメインターゲット。釣り方は、甲殻類を意識したボトムパンプと、ベイトフィッシュライクなスイミングの釣りに大別されます。
ボトムパンプでは、フラッシュJフラットやフラッシュJクローのフリリグを用いて的確に根周りをサーチし、一方のスイミングは、フラッシュJシャッドのジグヘッドリグを用い、ボトムから中層を攻略していきます。
ここ最近の釣果を振り返ると、フリリグのボトム攻略で、アカハタが連発するシーンが多く、特にフラッシュJフラットのフリリグは、もはや、ボトム攻略の切り札と化しています。カニに似たシルエットと、独特なフォール姿勢がヒット率の高さに繋がっていると自分は、感じています。
このフリリグのボトム攻略では、アカハタ以外にキジハタの可能性も考えられますが、先日の釣行では、驚きの釣果が得られました。
比較的パワーのあるベイトロッドをバットからブチ曲げる激ファイトの末、姿を見せたのは、クエ!中深海の大型ターゲットとして有名なクエ(モロコ)ですが、何らかのタイミングでシャローに差してきている模様で、自分が釣り上げた水深は20mを切るエリアでした。
通常、ボトムの釣りでは、フッキング動作と同時にできるだけ、素早くラインを巻き上げる事で、根から引き離しにかかるのですが、上記のクエは、それを許さず、フックセット直後に強烈な突っ込みを見せ、根に潜られてしまいました。
その後のファイトは、魚が引く時は無理をせず、巻ける時だけ巻くという基本を忠実に体現し、一進一退の攻防の末、事なきを得ました。キャッチ後にラインを確認すると、約1m取っていたリーダーは、根に擦られた影響で、傷だらけのズタズタ・・・この釣りにおける、ラインの重要性を改めて痛感した出来事でした。「キャッチできて良かった♪」
ここの所、スイミングの釣りでは、オオモンハタが狙い通りにヒットしてくる頻度も増しており、思い通りのゲーム展開と釣果を得ています。
神奈川県、真鶴半島における、ハタゲームはそのポテンシャルに関して大きな可能性を感じていますので、これからも、ショア、オフショア問わず、フィールド通いを継続して行こうと思います。
スイミングタックル
ロッド | ラークシューター LSGS-711H+(アングラーズリパブリック) |
---|---|
リール | ツインパワーXD C3000S(シマノ) |
ライン | X8アップグレード 0.8号(YGKよつあみ) |
リーダー | スリム&ストロング 19lb(YGKよつあみ) |
ルアー | フラッシュJ シャッド 4.5″ SW (フィッシュアロー) |
ジグヘッド | SGヘッド 28g(デコイ) |
フリリグタックル
ロッド | ラークシューター LSGC-64M+(アングラーズリパブリック) |
---|---|
リール | メタニウム(シマノ) |
ライン | X8アップグレード 1.5号(YGKよつあみ) |
リーダー | スリム&ストロング 19lb(YGKよつあみ) |
ルアー | フラッシュJ クロー 3.5″ SW (フィッシュアロー) フラッシュJ フラット 3.5″ SW (フィッシュアロー) |
シンカー | フリリグシンカータングステン 21~28g(フィッシュアロー) |
フック | KGフック 3/0〜5/0(デコイ) |